Intel Edison Breakout Board Kit の電源供給、コネクタ(ジャンパー)について
Indel Edison Breakout Board Kitの詳細情報
参照
Intel® Edison Breakout Board Hardware Guide | Intel Communities
- J3 micro USB FTDI serial-to-USBコンバーター。Linux コンソールがシリアルストリームとして使われる
- J16 fully USB comaptible, micro AB, OTG( power "on the go")ポート。micro Aケーブルをさすと Intel Edison moduleは PCにホストとして接続される(Figure.7 USB A メス - micro A オスケーブルを利用)。micro Bケーブルをさすと Intel Edison moduleは PCにデバイスとして接続される。
- J17からJ20までのジャンパーは左側がpin1。
- J21がメイン電源入力。7から15V DC、極性は左側が+、右側がGND。
- J22(ボードの底面側、Figure. 3)はパワージャック用。2.5mm barrel jack(Figure.7 丸型の電源コネクタ)を底面にはんだ付けして使用可能。電圧はJ22と同じく7から15V DC。
PJ-002BH-SMT-TR CUI Inc | CP-002BHPJTR-ND | DigiKey
2.5mm barrel jack
Plug/Mating Plug Diameter | 2.5mm ID, 5.5mm OD |
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Breakout Boardにはこのほか、2つ一組のジャンパピンが3カ所、Micro USBが2個備わっている。3カ所のジャンパピンは電源の入出力用で、ひとまず覚えておく必要があるのは、Micro USB脇のジャンパピン(J21)から7~15Vの電力を入力できることだろう。
2個のMicro USBは、J16と書かれた側のMicro USBはUSB OTGに対応。PCと接続することでEdisonに搭載されたフラッシュメモリ内の所定の領域へアクセスできる。もう1つのMicro USBコネクタ(J3)はFTDI(Future Technology Devices International)のUSB-シリアルUART変換チップを介して接続されており、こちらのMicro USBとPCを接続することでシリアル通信が可能になる。
電源供給については、先述の通り、J21ジャンパピンから7~15Vの電力を供給できるほか、J16と書かれた側のMicro USBからも供給できる。なお、PCをホストとして利用する場合は必ず外部電源が必要とされている。実際、J16側の電力供給だけでは動作したりしなかったりと非常に不安定な状態になっていた。
まとめると、以下の方法がある。
- J16 USBコネクタからUSB給電。ただしUSBの定格は500mAで、場合によって600mAの消費電流を必要とするEdisonでは不足する場合がある
- J21に外部電源を接続する(7-15VDC)
- J22(底面)に 2.5mm(外径5.5mm)のバレルジャックをはんだ付け、電源をコネクタで接続する(7-15VDC)
追記)
Edison自身で最大600mA(3W)の消費電流、USB機器をつなぐと +500mA必要(2.5W)のため、外部電源は5.5W以上必要という計算となる。